大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱〜海を越えた江戸絵画(大阪中之島美術館)

これから
会期2026年10月31日(土)〜2027年1月31日(日)
会場大阪中之島美術館大阪府 大阪(中之島)
休館日月曜日(11月23日・1月11日は開館)、11月24日(火)、12月31日(木)、1月1日(金・祝)、1月12日(火)
観覧料一般2,300円(前売・団体2,100円)
公式サイトnakka-art.jp/exhibition-post/daiei-ten2026

どんな展覧会か

ロンドンの大英博物館が持つ日本美術コレクションから、江戸時代の屛風・掛軸・絵巻と浮世絵を選んで見せる展覧会です。代表的な浮世絵師8人の版画に加え、北斎や歌麿らが筆で描いた肉筆画も並びます。歌麿《文読む遊女》と応挙《虎の子渡し図屛風》はイギリスからの初の里帰りです。青森・ロンドン・シアトルに分かれていた狩野派の襖絵が約150年ぶりにそろうのも見どころです。

目玉の作品

  1. 文読む遊女

    喜多川歌麿、1804〜06年頃

    吉原の遊女が立ったまま手紙を読む姿を描いた掛軸です。版画ではなく歌麿が自ら筆で描いた肉筆画で、主催者も貴重な一点として紹介しています。手紙の文字は読み取れず、誰からの便りかは見る人の想像に任されています。

    初の里帰り(肉筆画)

  2. 葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》

    冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏

    葛飾北斎、1831年頃

    砕ける大波の向こうに、主役のはずの富士山が小さく置かれています。波頭は爪のように分かれ、3艘の船の漕ぎ手は艪にしがみついたまま固まっています。大きく動く波と、動けない人の対比を見てください。

    大英博物館所蔵の摺り。commonsは大英博物館所蔵の一枚だが、出品される摺りと同一かは未確認

    《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》の見どころを読む

  3. 歌川国芳《相馬の古内裏》

    相馬の古内裏

    歌川国芳、1845〜46年

    山東京伝の読本を題材に、滝夜叉姫が呼び出した妖怪が大宅光圀に迫る場面です。原作では数百体の骸骨が戦いますが、国芳は一体の巨大な骸骨にまとめました。西洋の解剖図を参考にしたとされる、骨組みの正確さに注目してください。

    《相馬の古内裏》の見どころを読む

  4. 虎の子渡し図屛風

    円山応挙、1781〜82年

    母虎が子を連れて川を渡る、中国の言い伝えを描いた屛風です。3匹の子のうち1匹は猛々しい豹で、ほかの子と二匹きりにしないよう母虎は何度も往復しなければなりません。写生を重んじた応挙が描く、虎の親子の姿に注目です。

  5. 歌川広重《名所江戸百景 亀戸梅屋舗》

    名所江戸百景 亀戸梅屋舗

    歌川広重、1857年

    手前に大きく張り出す梅の枝は「臥竜梅」と呼ばれた名木です。枝を極端に大きく描き、空を赤く塗った大胆な構図で、ゴッホはこの絵をほぼそのまま油絵に写しました。枝の向こうで梅を眺める小さな見物人も探してみてください。

    commonsはアムステルダム国立美術館所蔵の摺り

    《名所江戸百景 亀戸梅屋舗》の見どころを読む

出かける前に

会期・休館日・料金・展示替えは、主催者の都合で変わることがあります。お出かけの前に公式サイトで最新の情報を確かめてください。このページの情報は2026年10月12日に公式サイトで確かめたものです。

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