宮城県美術館特別展 カンディンスキー 世界は鳴りひびく ―日本のコレクションでたどる画業と反響―(宮城県美術館)

開催中
会期2026年9月12日(土)〜10月28日(水)
会場宮城県美術館宮城県 仙台
休館日月曜日(9月21日、10月12日は開館)、9月24日(木曜日)、10月13日(火曜日)
観覧料一般1,300円
公式サイトwww.pref.miyagi.jp/soshiki/syougaku/happyou260903.html

どんな展覧会か

抽象絵画を切り拓いたワシリー・カンディンスキーの画業を、日本国内の美術館と個人が持つ作品だけでたどる回顧展です。ミュンヘン時代の模索から「青騎士」、ロシアへの帰国、バウハウス、晩年のパリまでを順に追います。カンディンスキーに刺激を受けた日本の画家たちとの関わりにも章を割いています。国内の大規模な回顧展は2002年以来で、カンディンスキーを収集の柱にしてきた宮城県美術館にとっては、1981年の開館以来はじめての個展です。

目玉の作品

  1. 商人たちの到着

    ワシリー・カンディンスキー、1905年

    麻布にテンペラで描いた、抽象に向かう前のミュンヘン時代の作品です。カンディンスキーを収集の柱にしてきた宮城県美術館の所蔵品で、展覧会の出発点にあたります。のちの抽象画と見比べながら見てください。

    宮城県美術館蔵

  2. 3本の菩提樹

    ワシリー・カンディンスキー、1908年

    ミュンヘン南方の村ムルナウに滞在した頃の、板に油彩で描いた小品です。村の風景を描き、具体的なモチーフがまだ残っています。具象から抽象へ移っていく途中の段階として見ると、展覧会全体の流れがつかめます。

    石橋財団アーティゾン美術館蔵

  3. E.R.キャンベルのための壁画No.4の習作(カーニバル・冬)

    ワシリー・カンディンスキー、1914年

    1914年、ニューヨークのエドウィン・R・キャンベルの住まいのために注文された4枚の壁画のうち、4枚目のための習作です。完成作の4枚はニューヨーク近代美術館が所蔵しています。抽象が完成に近づいた時期の作品です。

    宮城県美術館蔵

  4. ワシリー・カンディンスキー《尖端》

    尖端

    ワシリー・カンディンスキー、1920年

    第一次世界大戦でロシアに戻っていた時期の油彩です。展覧会では、日本人がカンディンスキーの理論にどう向き合ったかを扱う章で、萬鉄五郎らの作品と並べて紹介されています。

    大原美術館蔵

    《尖端》の見どころを読む

  5. 全体

    ワシリー・カンディンスキー、1940年

    1933年にパリ郊外へ移り住んだカンディンスキーの、亡くなる4年前の作品です。展覧会の終盤、晩年のパリ時代を示す1点として並びます。1905年の作品から順に見てきた目で、到達点として確かめてください。

    東京国立近代美術館蔵

出かける前に

会期・休館日・料金・展示替えは、主催者の都合で変わることがあります。お出かけの前に公式サイトで最新の情報を確かめてください。このページの情報は2026年10月12日に公式サイトで確かめたものです。

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